【第7回】旅行から学べる人と学べない人のちがいはどこにある?

「旅行という体験から、人は何を学べるか?」

というのが私のライフワークです。

他の人の旅行を見たり、
実際に自分でも旅行をしながら、

その体験をふりかえって、
学び取ったものとその意味を考えます。

そして、それと同じような学びを

ほぼいつでも、
ほとんど誰でも、
何やったらいちいち旅行に行かないまでも

再現できるようになればなあと思って
少しずつプログラム開発をしています。

特に忙しい社会人は
いくら学びのためとはいえ
そうたびたび旅行には行けないですから。

さて、私自身、
旅行というのは絶大な学びの材料を与えてくれる活動だと
確信してます。

ただ、じゃあまったく同じ内容の旅行をしたとしても、
そこから多くを学ぶ人と、
そうでない人の差が出てきます。

これは旅行だけに限らない。

たとえば会社の研修。

学んだことを活かして
どんどん仕事の質を高めていく人がいる。

一方、なんとなく勉強になったなとは思いつつも、
特に仕事っぷりが変わってこない人もいます。

もう一つ例を挙げると、
たとえば街歩き。

同じコースを並んで歩いてても、

「あれは何やろ? あれも面白そう!」
ってキョロキョロしながら楽しみまくる人と、

道中、何を目にしてもほとんど表情を変えず、
何にも引っかからず、
ことごとく流してしまう人と、

やっぱり大きな差が出てくるわけです。

この両者を分けるちがいとは何なのか?

お話ししています。

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ガツンと学ぶ瞬間には何が起こっているか


会社の研修の例ですが、

「なんとなく勉強になったなとは思いつつも、
特に仕事っぷりが変わってこない人」

っていうのは、まだいい方かもしれません。

難しいのは、
たとえば研修後のアンケートなんかに

「講師がいろんな話をしたけど、
これまでに聞いたことある話ばっかりだった」

「すでに知ってる話ばかりで、
特に学ぶところはなかった」

というコメントを残す人たちです。

批評家タイプとでもいいましょうか。
このタイプ、一定の割合で必ずいます。

こういう人たちは、
何事からも学び取ることは難しいだろうなあと思います。

学習センスのいい人たちっていうのは、
どんなに「知ってることが多いな」という話の中にも

必ず何かしら学び取るものを見つけて
持って帰ります。

材料は同じネタでも、
結果として大きく明暗が分かれる。

上の音声の中でお話ししているのは、
まあいわば
「明」の方へ行くためのコツですね。

(追伸)

今日のここまでの話も

「そりゃそうでしょ」
「別に普通やん」
「大したことない話やな」

ていう感じでしたか?笑


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