飛行機に乗り遅れ…そこから学んだこと(2)

前回のつづきです。

飛行機に乗り遅れて改めて実感させられた
《自分自身に期待しないことの大切さ》
についてお話しします。

「出発時刻」と「チェックイン時刻」を勘違いして
まんまと飛行機に乗り遅れるパターン。

実は私、今回が初めてではありません。

20年ほど前、ベトナムのホーチミンシティでしたが、
今回と全っっったく同じパターンで
バンコクへ行く飛行機に乗り遅れました。

バンコクに着いたらすぐロンドンへ乗り継ぐスケジュールやったのでね、
それはもう、顔面蒼白。

1〜2時間くらいは頭の中が真っ白で、
ほとんど何も考えられませんでした。

その時は家でDVD観てたんじゃなく、
出発までホテルで余裕こいてビール飲んでましたね。
1時間後には顔面蒼白になることも知らんと。

そのへんのアホさ加減が進歩してないのは問題です。

ただ、問題ではあるものの、同時に、
「これは仕方ないな」とも思ってるんです。

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できないことが当たり前

大阪駅に着く3分前、
「これちょっとおかしいな」と初めて気づいたとき、
私の頭の中をよぎった思いは、

「うそー!」とか
「そんなバカな!」とか
「ありえへん!」とかでなく、

「ああ、またやったな」

でした。

前にもやってますからね。

というより、私自身、
「自分はこういうことをやりかねない人間だ」
ということをわかってるからです。

私は時間とか数字とか、
それ系を把握することが極めてニガテです。
人並をめちゃめちゃ下回るレベルでしょうね。

でないと、出発時刻から2時間を引く計算結果を
頭の中にインプットできないはずがない。

だから、乗り遅れが発覚しても、
今さら驚きゃしないんです💧

人は何かにつけて
「できて当たり前」という感覚を抱きがちですが、
これは言い換えれば、
「必ずできるという期待」です。

私は時間とか数字とかに関して、
自分自身に対してこの期待を排除しています。

「予定どおり飛行機に乗る」
なんていう当たり前のことも
自分にはできない恐れがある。

で、そのことを自覚している。

だから驚かないのです。

期待を持たないことの何が大事かって、
「驚かない」ということのほかに、

「腹が立たない」
「落ち込まない」

つまり、気分の安定というのが大きい。

このストレス社会(笑)、
私生活でも仕事でも、
失敗を犯すリスクは地雷のようにそこら中に仕込まれてます。

そんなのにいちいち動揺してたら、
最悪、いつかは命取りになる。

あらゆる領域、
すべてのことを間違いなくこなすなんて、
できないに決まってるし、
できなくて当然。

いや、完璧な人なら、できるかもしれない。
でも少なくとも自分にはできない。
完璧じゃないどころか、欠点も多い人間なので。

だから期待しない。

期待しないし、失敗しても自分を責めない。
そういう自分を、責めずに、ただ受け入れる

当然の結果やからです。

念のために言うときますと、
「自分を責めずに受け入れる」のと、
「自分を甘やかす」のとはちがいます。

一旦受け入れた後は、余計なことを感じずに、
「これからどうするか」を考える。

あわせて、
「どうしたらこれからもっと良くなるか」を考える。

ただ怒ったりクヨクヨしたりして命を縮めるより
よっぽど健康的かつ有益です。

私の場合、これから飛行機に乗るときは、
「出発時刻」と「チェックイン時刻」を
それぞれ書き出すことにしました。

そこまでやらんでもて言われるかもしれませんが
(妻にはそう言われました)
私の場合はやっといた方がいい(笑)

じゃないと、また20年後くらいに同じことやる。

でも、ちゃんと書き出す習慣をつけといたら、
次回やらかすのが30年後くらいに延びるかもしれません。

道路の渋滞も連絡橋の通行止めも、本人がアホなのも、
どれも同じく不可抗力。

災害と同じで、起こらないわけにいかないんだから、
せめて被害は最小化しときたいところです。

海外ではもっと当たり前

この「自分に期待しない」という点でも、
海外旅行がとてもいい実習の場になります。

海外では、なおのこと、
「できないのが当たり前」
です。

言葉もちがう、土地勘もない、習慣も完全には知らない。
そんな環境でウロウロするのが旅行です。

地元の人なら子どもでもわけなくできることが、
できない。

で、
「そりゃそれで仕方ない」
「じゃあどうすれば、なるたけそれをカバーできるか」
という前提から、すべてがスタートする。

旅行先ならそれが割と無理なくできるんです。

そういう環境を「実際に」体験しておくと、
日常を暮らす意識にもちがいが出てきます。

もちろん、旅先が「そういう環境である」ということを
ちゃんと意識の上に乗せていればの話です。


《ただ前を向いて進んでいくことの大切さ》
《自分自身に期待しないことの大切さ》

どちらもフツーのことです。

でも、実際の体験の中で、
その意識を常に新たにしておけば、
これからの暮らしで無数に直面する問題や困難への対応が
より確かなものになります。

「だから旅行は暮らしを変える」

私はずっとこのことを伝えたいのですが、
なかなか上手く伝えられない…

でも今回の乗り遅れの事例は、
一つの説明になるかなと思います。

人は体験からしか学べない。
でも、賢明な人は、「他人の」体験からもいくらかを学ぶ。

私のアホさから生まれた今回の事例が、
あなたの暮らしに少しでも
プラスをもたらす機会になればと願っています。

少なくとも、最低でも、
出発時間の勘違いで飛行機に乗り遅れることだけは、
ありませんように!

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