旅にはトラブルが付きもの。
私はかなり平穏無事に旅行してきた方ですが、細かいことならないこともないです。
ぱっと思いついたところを整理してみると、旅行でのトラブルって、だいたいこれくらいのジャンルに分けられるのかなあと思いました:
1.お金にまつわるトラブル
2.手持ちの情報がもたらすトラブル
3.健康面のトラブル
4.犯罪に巻き込まれるトラブル
完全な分類ではないですよ。
内容的にかぶってる要素もあると思います。
けど、こう分けるとまあわかりやすいです。
この4種類すべてを回避するためのキーポイントについて、まず話してしまいましょう。
多くのトラブルは「時間がない」ことから生まれる
トラブルを未然に防ぐため、
「ここさえしっかりしといたら大丈夫!」というオールマイティーカードとは何か?
それは「時間」です。
いかなるトラブルも、それに巻き込まれたくないと思う旅行者は、
時間をたっぷりと取って出かけていくべきです。
これさえちゃんと気をつけてたら、かなりのトラブルは避けられます。
逆に言うと、時間に余裕のない旅行者は痛い目に遭いやすいです。
最近「弾丸ツアー」ていう言葉がありますね。
週末だけで海外行ったりとか。
日本人らしいスタイルです。
「時間をたっぷり取れって、そら取れるもんなら取りたいわ!」
「仕事休めるのなんて、せいぜい数日間くらいやわ!」
ていう声が聞こえてきます(笑)
が、いや別に、「時間を取る」ためには、「時間枠を長くする」以外に、もうひとつ方法があるでしょう。
弾丸ツアーが悪いわけじゃない。
いや、決していいとは思いませんが、週末がらみの数日間しか休めないのなら、その条件は変えられない。
それなら、同じ数日間でも、中身に余裕を持たせればすむ話です。
3日間でバンコク、クアラルンプル、シンガポールの3都市を回ろうとすると、そりゃまあできなくはないですが、確実に「時間のない旅」になります。
同じ3日間でも、バンコク1都市に絞ればゆったり過ごせます。
もっと言うなら、3日間をヴィエンチャン1都市とすると、かーなり時間に満ちあふれます(笑)。
行程を絞ること。
さらに、絞りこんでいく相手を選ぶこと。
それによって、たとえ3日間でも、「時間をたっぷり取る旅」は実現可能です。
そしてそうすることで、せっかくの休暇をトラブルで台無しにするリスクも減ります。
「ヴィエンチャンに3日間なんてもったいない」と思いますか。
そのマインドは塗り替えた方がいいです。
旅行の値打ちは訪れる場所の数じゃない。
後に残る思い出その他のクオリティです。
どれだけ楽しくても、旅行は遠からず終わる。
行ってきまーすて家出たら、あっという間にただいまーて帰ってくる運命なんです。
それやったら、終わってからいつまでも思い出を楽しめる旅にした方がいいでしょう。
そうじゃないと、それこそもったいないです。
同じ街に長くいると、それだけ分、その街を深く知ることができます。
同じ通りでも、何回でも通ってると、愛着も強くなってきます。
そこやと思いますけどね、値打ちは。
量より質。
ヴィエンチャンだって、1か月はいられますよ。
そもそもヴィエンチャンてどこて思ってますか?(笑)
まあ時間を取ることがなぜそんなに大事なのかは、これからお話ししていくケースの中でじわじわわかってもらえると思います。
では次回から、お金のトラブルについてお話しします。
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