外国語とロボットに負けない人間になる

海外に出かけていくハードルには色々ありますが、
中でも大きいのは、やっぱり言葉の問題でしょう。

目の前にいる人に自分の言葉が通じないというのは、何と言っても大きな不安です。

しかし。
この「言葉の壁」は、近い将来、なくなりますね。

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グーグル翻訳がいてくれることを忘れない

私、たまに翻訳の仕事をやってます。

こないだ、ある英文を和訳してほしいという依頼がメールで来ました。
納期は超タイトで、2日後までにお願いしますとのこと。

添付ファイルを見てみると、英文の分量もけっこうあります💦

ただしその分、報酬もそこそこ高い💰

引き受けました!

原文はシンガポールの企業が作成した契約書系の文書でした。
日本人の弁護士団が、その中身を確認するための資料にするんだそうです。

文書の内容は、私には全く縁のない世界のものでした。

そもそも契約書や規約なんて日本語でも読みにくいし、
ネット経由で何かのサービスを申し込むときだって、まともに読みもせず[同意する]押して進むクチです私は。

報酬に目が眩んで「引き受けます」て返事出して、
いざ読んでみたら、ほとんど要領を得ないわけですね。

一文は長いし、単語も難しい。
日本語でもよお知らん単語が満載です。

これは困りました……。

文章ムズいーー
納期近いーー
嫌だーー
早く寝たいーー

というループに入って、頭の働きはストップ。
何もやる気がしなくなってしまいました。

で、ダメ元の遊び半分でグーグル翻訳にほり込んでみたんです。
長ったらしい文章、そのまんま。

その結果ーー

グーグルは見事なパフォーマンスを示してくれました。
しかも一瞬で。

これはすごい。

この「翻訳ツール」というやつ、何年か前に一度試してみたことがありました。
ところがさっぱりダメでした。

単語を一語ずつ訳すのならまだしも(それやったらWEB辞書でいい)
文章となると、まったく意味不明。
日本語になってない文章がはじき出されてくる。

これじゃあ使えない。

そりゃそうだ。
文脈の判断もできない機械に、翻訳なんていう芸当のできようはずがないーー

というところで、私は見切りをつけていました。

だから今回も、「あわよくば」程度の期待すら一切なし。
思考停止してしまったところに、手慰み程度でやってみただけでした。

現代のグーグルが作った訳文、部分部分ではほとんど意味がわかるレベルに達しています。
元の文章は超カタくてとっつきにくいんですが、人工知能にとってそういうのは関係ないんですね。

で、人間はその部分部分を適切に入れ替えたり、訳しまちがってる単語の訳を修正したり、
それくらいの作業で翻訳が完成するんです。

しかも、「本条項は」とか「参照することにより本文書に含まれる」とか、
大人っぽい用語まで繰り出してくる。

私こういう語彙を持ち合わせてないので、大いに助かりました。
最終的に見るのは弁護士さんなのでね。

本当にびっくりさせられましたが、一旦驚きが静まったら、あとは笑いが止まらない。

以降、コピー&ペーストでガンガン入力して、[翻訳する]ボタンを押すだけ。
こちらは基本的に手直しのみ。

滑り出しの牛歩状態がウソみたいに、
ビックリするような速さで仕事を完了できました。

終わるまでにかかった時間は2時間半くらいでしたが、
もしこのグーグル翻訳がなかったら、確実に倍以上の時間がかかったでしょう。
仕事の生産性が倍になったわけです。

まあ翻訳を仕事としてやり遂げるには、まだまだ人の手が必要です。

グーグルが出してくるアウトプットそのままでは、まだ商品として出せるレベルじゃない。
元々英語が読める人でないと意味のつかめない訳文も作ってきます。

が、非っ常に優秀なレベルの助手には十分なってます✨

いま話題の人工知能というやつは、まだまだ進化途上。

これは将来、しかも近い将来、
「言葉の壁」というやつは消滅しますね。

別口でこれまた進化している音声認識の技術と組み合わせれば、
ちがった民族同士、互いに自分の言葉を話しながら、
コミュニケーションが取れるようになるでしょう。

海外旅行なんて余裕になります。

こんな時代が本当に来るなんて、誰が想像しました?

少なくとも私は、いつまで経っても「未来」の話なんだろうと思ってました。

人間はこの先10年〜20年で、今の仕事の半分をロボットに奪われる!
という話題が近頃よく出てきます。

ンなわけねーだろと思います。
ウソでしょう。

20年で半分というのはね。
たぶん。

でも、このツールの進化具合を見ていると、
いくらかは確実に取られるな。

現代の私たち人間は「人間にしかできないこと」の棚卸しを
怠けずにちゃんとやっておくことが必須です。

ロボットにできない仕事をやるんじゃなければ、優れた「人」材にはなれない。
「ロボットの方がよっぽど役に立つ」って、言われるようになる。

実際私の今回の場合だって、
助手としては、
そこそこ英語ができる人を呼んで来たとしても、グーグル翻訳ほどは役に立たなかったでしょう。

仕事めちゃめちゃ速いし。

ITおそるべし😨

まあそれはそれとして、印象的だったのは、
この技術によって私の「仕事」がメチャメチャ楽になったという事実です。

これまでも技術は進歩してきました。
おかげでいろんなことが便利になったり、楽しみが増えたりしました。

ただ、「仕事が楽になった」ということを、ここまで強く実感したのは初めてでした。

私、頭が古くって(数年前のこと=超古い)
グーグル翻訳のパワーを信用してなかった💧

ITはじゃんじゃん使った方がいいですね。
せっかくここまですごいんやから。

少なくとも、外国語に出会って困った時には
「そこそこ使える翻訳ツールがある」ということを思い出す習慣をつけましょう。

知識として持っていて、頭ではわかってても、
いざテンパってしまうと忘れてしまいがちです。

でも、ITを否定したり、反発するのも
また良しかなと思います。

ただしその場合は、
ロボットにできないことを、
人間の凄さを、
前面に押し出していくことですね。

そういうことだって、まだまだできるはずですから。

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