他人を叩く人と叩かれる人のちがい/『嫌われる勇気』

他人の目が気になりますか?

私は気になります!

いや、正確には

「前はめちゃめちゃ気になってました」

というところですね。

今はずいぶんマシになりました。

自分のことを誰がどう見てるか。
今はそこにあんまり縛られなくなって、
自分が「いい」と信じられることは、
まあまあ遠慮なくやってます。

こうなったきっかけは色々ありましたが、
このベストセラーを読んだのが大きかったですね。

岸見一郎・古賀史健
『嫌われる勇気』
(アマゾン)

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余計な自意識が人生のチャンスをつぶす

この本は「他人の目を一切気にするな」と言う。

私も、まあできりゃあ、その方がいいと思う。

でも、一切さっぱり気にしないというのも難しいので
(私もそこまで行けてない)
まずは余計な目は気にしすぎない」くらいからですね。

自意識過剰という言葉がありますが、
実際のところ、
ほとんどの人は本人が思ってるほど注目されてない。

なのに、
特別見られてもないし、頼まれてもないのに、
どうしても人の目を気にして、「自粛」してしまう。

これって、自分の手でストレスのタネを増やしてるのと一緒です。

気にせず思い切ってやってたら、
どんないいことが新しく生まれてきたかもしれない。

その芽を摘んでしまうことになるのも、
大変もったいない。

「他人の目をどこまでは気にするか」
「どこから先は気にせず行くか」

ここらへんの整理をちゃんとつけとくだけでも、
毎日の暮らしはずっと楽になります。

これから先は、新しい価値を生み出す力のある人が、
一層求められる世の中になります。

これまでのやり方で続けていっても、
もうなかなかいい目は出ない。

そこを打ち壊し、変えていける人を、
社会も会社も求めてきます。

新しいこと、変わったことをしようとすると、
なんぼかは「見られ」てしまう。

でも、誰かが新しく作ったものをとやかく言う側じゃなくて、
自分自身が作り出す側に回りたいなあと、
私は思います。

そう思いませんか?

『嫌われる勇気』

かなり売れたし、話題にもなった本ですが、
さすが、たくさんの人に読まれている本というのは
読まれるだけの価値があるものだと実感させられました。

とてもいい本だと思います。

「自分はどうも他人の目を気にしすぎるなあ」というあなたは、
いっぺん読んどいていいと思います。

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