東京や大都市でホテルの空室が見つからないとき、どうやって探すかをこちらで書きました:
■ 東京のビジネスホテル予約、空室が見つからない時はこうやって探す
宿探しは「とにかく早めに」が鉄則ですが、では早めに探した場合、たとえば東京では選択肢が多すぎて逆に困ってしまうこともあります。
「どう選んだらいいのか」ですね。
今日はそのお話をします。
検索に入るのは、2つの条件を固めてから
大きな街で、ホテルの数がたくさんある場合など、どう絞ったらいいかわからずに困ります。
ホテルを取るときは、予約サイトで検索をかける前に、あらかじめ次のことをちゃんと決めておくと時間と手間が省けます:
- どのエリアに泊まりたいか
- 予算はいくらからいくらまでか
エリアも予算も、心の中ではだいたい決まっているものです。
が、しっかり「決め切って」はいない段階で検索をかける場合は意外と多いです。
「出てくるホテルを見ながら決めよう」とか(笑)
私も優柔不断なのでよくそうなりますが、この場合、予約完了までに異様に時間がかかってしまいます。
東京など大きな街では、ホテル数自体が本当に多いので、選択肢の波に呑み込まれてハマってしまいます。
エリアと予算。
当たり前のようですが、「ちゃんと」決めておくことが大切です。
書き出したりしておくくらいでちょうどいいです。
小さくてもしみじみうれしいサービスで選ぶ
2つの条件をちゃんと固めた上で検索しても、当日までに時間のある場合や、オフシーズンなどは、目移りしてしまうくらい選択肢が出てきます。
まあエリアと室料が同じくらいなら、どこも似たようなもの。
「どこでもいいや!」とランダムに決めてしまうのもアリです。
特に時間のない方は。
ただ、それだけでは楽しみがないので、もう少し選んでみましょう。
エリアと室料とルームタイプが同じなら、それにプラスされる条件のいいホテルがお得ですよよね。
代表的なのが 朝食 です。
宿泊料が同じような値段なら、朝ごはん付きのプランを。
ビジネスホテルの朝食ですから、素っ気ないものが多いです。
が、中には逆に、朝食のクオリティを売りにしているところもあります。
そういうところ、各ホテルのカラーや個性がにじみ出ていて面白いです。
「どこでもいいや」で選ぶより、泊まる楽しみがずっと増えます。
ただ、東京では意外と朝食付きのホテルが少ない……
地方都市には多いんですけどね。
その場合はどうするか。
私は先日、「お茶の水イン」というホテルを選びました:
こちら、飲み物を無料で提供してくれるんですね。
東京の真ん中で、駅からも徒歩5分ほど。
立地は申し分ありません。
たかがコーヒーなんですが、これ意外と、すごく、うれしいものです!
このホテル、ブレンドコーヒーだけでなく、エスプレッソやカプチーノもありました。
その上、「お部屋に持って行ってもいいですよ」とまで言ってくれるので、さらにうれしいです。
コーヒーサーバーを自由に使えるビジネスホテル、多くはないですが、ちょくちょくあります。
ホテル情報の欄に「コーヒーサービス」のPRが出ていたら、それで手を打ってみるのもオツなものですよ。
たくさんある中から選ぶわけです。
しかも同じような条件の部屋の中から。
どこも大差はありません。
だからこそ、たとえ小さくても、かゆいところに手の届くような、しみじみうれしいサービスに目をつけて、それを決め手にする。
「選ぶ」というのは、「決め手を求める」ということですからね。
飲み食い系ばかりになりましたが(笑)、ご参考になさってください。
【今回オススメのホテル】
お茶の水イン(Booking.com)
- 東京都文京区(JR御茶ノ水駅から徒歩3分)
- 正直、パッと見たところは特にこれといった特徴もない
- でも、コーヒーの無料サービスがしみじみうれしい
【名所案内】
歩いてすぐの湯島天神には、和の技術と文化が結集した、こんな高度なメカが置いてあります。